近年の発展著しいカンボジアですが、残念ながら医療面ではタイやベトナムといった近隣諸国に比べてもまだまだ不安が残ります。
とはいえ、病気や怪我といった緊急事態は思いがけないタイミングで突然やってきてしまうもの。いざというときこそ医療機関選びが大切です。
万が一の際にも安心して治療を受けられるように、身近な医療機関を事前に把握しておきましょう。本記事末にはプノンペン市内の代表的な医療機関の一覧もまとめていますので参考にしてみてください。
プノンペンの日系医療機関
首都プノンペンでは、2016年には日本のODA支援による医療拠点が整備される等、以前に比べて設備面および診療科面でも医療環境が次第に整いつつあります。
医療に携わる日本人医師の増加も特徴のひとつといえるでしょう。
ここでは日本人医師の治療が受けられる医療機関を中心にご紹介します。
サンライズ・ジャパン・ホスピタル

総合内科、一般外科をはじめとした総合診療センターに加え、日本人の専門医による脳神経外科や日本式の救命救急センターを備える等、これまでのカンボジアでは難しかった高度な医療サービスを提供しています。
2018年には小児科診療も開始され、さらに2020年には産婦人科も開始されました。
ケン・クリニック

外科、内科、小児科、予防接種、健康診断等、なんでも気軽に相談できる「頼りになる街のかかりつけ医」的な存在です。
カンボジアではめずらしい日本人の柔道整復師、日本人の鍼灸師による治療を受けられる点も特徴。
ちょっとした体調不良や寝違えによる首の痛み、腰痛、肩こりなども気軽に相談することができます。
サン・インターナショナル・クリニック

日曜日も含めた毎日診療も、カンボジアで仕事をしながら暮らす在住日本人にはうれしいポイント。
ビタミンB1豊富な「にんにく注射」は日本人駐在員の方々から人気です。
日系以外の代表的医療機関
プノンペンには前述の日系医療機関以外にも数多くの医療機関がありますが、言葉の問題もあり、わたしたちには敷居が高いのが現状です。
ここでは外国人向けの救急医療でも使われることの多い医療機関をご紹介します。
ロイヤル・プノンペン・ホスピタル

バンコク・ホスピタル(タイ)系列の国際病院として充実した医療設備が特徴です。
カンボジアの医療レベルでは対応が難しいほどの緊急時にはタイ側との連携が取られることも。
シェムリアップにあるロイヤル・アンコール・インターナショナル・ホスピタルも同じ系列の病院で、シェムリアップでは数少ない医療設備の整った病院として定評があります。
カルメット・ホスピタル

かつては1958年から国の医療を支えていましたが、クメール・ルージュ時代の破壊を経て、1980年代早期からはフランス政府とカンボジア政府の両政府の支援のもと、常に国内最先端の医療サービスを提供し続けています。
2018年には同病院内に国立がんセンターが設立されました。
まとめ
病気や怪我で本当に困ったときには、実際の症状やロケーションとも相談しながら、無理せず通いやすい病院を選ぶことも大切なポイントです。
医療費の負担が大きくなりやすいカンボジア生活には、海外旅行保険や医療保険の活用についても検討してみることをオススメします。
プノンペン市内の代表的な医療機関
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